6次産業化アワードとは?どんな人が申し込めるの?

出典:農林水産省 令和3年度6次産業化普及啓発事業

こんにちは!MISOマガ編集部です。

みなさんは、自分の6次産業化に自信はありますか?

もし自信があるなら、ぜひチャレンジしてみてほしい賞があります。


それは「6次産業化アワード」です!


6次産業化の頂点とも言えるこのアワードには、どなたでもチャレンジすることができます。過去の表彰者は、いまもなお活躍されている会社ばかり。


これから6次産業化に取り組む人は、どんな賞なのか知っておいて損はないはずです。

6次産業化アワードとは?


6次産業化アワードとは、農林水産省の補助事業「令和元年度6次産業化事例収集・情報発信事業」の一環で実施されている表彰です。


全国から自選・他薦で集められた取り組みの中で特に優れたものに「農林水産大臣賞」「農林水産省食料産業局長賞」「審査委員長症奨励賞」が与えられます。


平成25年から始まり、今回で9回目となります。ではまず、どんな人が申し込めるのかを見ていきます。

どんな人が申し込めるの?


主な条件は2つあります。


① 6次産業化に主体的に取り組んでいる農林漁業者、またはその組織する団体であること。設立した年数が1年目でも可能。


② 経営規模が農林水産祭表彰要領(昭和37年6月12日付け37総第1369号農林事務次官依命通知)別表②の「経営」欄の多角化経営部門に規定する基準を満たしているもの。(以下の画像参照)

出典:経営規模が農林水産祭表彰要領(昭和37年6月12日付け37総第1369号農林事務次官依命通知)別表② 参照


応募方法や募集期間は?


募集期間


令和3年6月15日(火)~令和3年8月11日(水)

応募方法


以下のリンク、6次産業化アワードページの「応募用紙」からダウンロードしてください。


リンク先:6次産業化アワードページ


所定の応募用紙に必要事項を記入して(表彰を受けようとする者を推薦しようとする場合は所定の推薦書に必要事項を記入)、募集期間中に以下の表彰事務局宛にメールにて提出してください。(郵送による提出もできます。)


<応募・問合せ先>
株式会社ブランド総合研究所 担当:山崎
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-8-5
電話:03-3539-3011
E-mail:6award@tiiki.jp

スケジュール


応募受付開始:令和3年6月15日(火)

応募受付締切:令和3年8月11日(水)

現地審査:令和3年9~10月(予定)

審査結果公表:令和3年12月(予定)

表彰式:令和4年1月21日(金)(東京都)(予定)



さて、ここまでで、応募方法とスケジュールに関しては理解できましたね。


それでは、次に、令和2年度はどんな方が受賞したのかを確認してみましょう。

令和2年度の受賞者について


<農林水産大臣賞>

有限会社シュシュ (長崎県大村市)

農産物直売所、レストラン、パン・アイス・洋菓子・農産物加工品等製造販売、食育体験教室、いちご・ぶどう狩り等


<食料産業局長賞>

農業生産法人株式会社ミヤモトオレンジガーデン(愛媛県八幡浜市)

みかんの生産・加工・販売、GAP支援システムの提供など


有限会社きたもっく(群馬県長野原町)

キャンプ場運営、薪ストーブの販売施工、林業、農業(養蜂)等


有限会社ふくどめ小牧場(鹿児島県鹿屋市)

養豚、食肉加工、外食、直売所運営など

合同会社ねっか(福島県只見町)
酒米の生産、米焼酎の製造・小売、町営観光施設の管理・運営


株式会社沖縄UKAMI養蚕(沖縄県今帰仁村)
蚕の飼育・養蚕農業、まゆ・さなぎを原料とする製品の研究開発と製造販売


<奨励賞>

地域資源活用賞

有限会社サポートいび(和歌山県有田市)

農産物生産・加工、作業受託、農機レンタル


・地域創生賞

株式会社はすみふぁーむ(長野県東御市)
ワイン用ぶどうの栽培、ワイン・シードルの製造と販売、カフェ運営


<学生応援賞>

農業生産法人株式会社ミヤモトオレンジガーデン (愛媛県八幡浜市)
みかん・柑橘類の生産・加工・販売


出典:農林水産省 6次産業化優良事例表彰




6次産業化を検討している農家さんはぜひ受賞者の取り組みを参考になさってみてください。

また来年度のアワード募集も行われるので現在6次産業化に取り組まれている農家さんは応募を検討してみるのはいかがでしょうか。

この記事を共有