【共創キャンプ 後編】
2021年11月20日〜22日の3日間で行われた「共創キャンプ」ですが、前回までに1、2日目の様子をご紹介していましたので、今回は最終日3日目のフィールドワーク、アイデア発表会の様子をご紹介したいと思います。
(共創キャンプ 前編の記事はこちらから)
※このプロジェクトは、農業者 × クリエイターの共創で地域課題で地域課題を解決するプロジェクトで、第1回目は和歌山県紀の川市で行われています。
農業者の「こんなことやりたい!」「課題がある」というテーマに対し、クリエイターが集い、フィールドワーク・コンテストを通して両者の力で新商品・新サービスを生み出すプロジェクトです。
【共創キャンプ3日目】
3日目の午前中は2日目に引き続き、クリエイションを行いました。
アイデア発表会やその後の加工商品開発コンテストに向けて、今後の打ち合わせのスケジュールの調整などをメインに各チーム行っていました。
3日間のまとめとして、アイデア発表会を行い進捗の報告を実施しました。
どのチームも短期間でまとめたとは思えないほどのクオリティーの発表内容でした。
会場でも積極的に意見が飛び交うなど、終始盛り上がりを見せた発表会でした。
西田部長からは、「3日間でこれだけクオリティーの高い商品アイデアが出来てきたのは大変素晴らしいと感じています。今から加工商品開発コンテストが非常に楽しみです。フルーツが有名な紀の川市ですが、加工品開発を通してさらに地域が活性化するのを楽しみにしています。」という講評をいただきました。
【共創キャンプのまとめ】
3日間という短期間の間に質の高い商品ブラッシュアップが出来たのは、クリエイターの実力は去ることながら、フィールドワークを実施し生産者とクリエイターが理解を深められたことが大きな要因だと感じています。
どちらかだけが創るのではなく、「共に創りあげる」からこそ活発な議論ができ、地域性が盛り込まれた良い商品アイデアが出てきたのではないかと考えています。
このように自分だけではなく、地域全体で盛り上がれる良い循環を作る事が、ひいては地域課題の解決につながっていくと考えております。
【事務局の感想】
今回の共創キャンプの感想を生産者とクリエイターにお聞きすると、皆さん本当に充実して面白かった、あっという間だったというお言葉をいただきました。
これは、フィールドワーク、クリエイションを通して、お互いが理解を深められたからこそ出てきた本心だと感じています。
その結果、クオリティーの高いアイデアのアウトプットが結果として出てきたのだと思います。
一方で、認識や単価の違いなどから、地域生産者とクリエイターがうまくマッチングしない事例は全国でまだまだ多いと認識しています。
今回の共創キャンプで、お互いを理解する事で起きる化学反応の大きさを体感したと共に、地域にクリエイターが入る事で地域が活性化するかもしれないという大きな可能性を感じました。
この「Local Co-Creation Project」が地域課題の解決のきっかけになるように、今後も各地域で展開していく予定にしております。
引き続きご支援賜りますと幸いです。
【今後の予定】
次回は2022年2月12日の加工商品開発コンテストです。
入賞作品が決定し実際に商品化を行い、来期に紀の川市の認定ブランド第一弾として販売されます。
随時コンテンツとSNSを更新予定ですので、皆さんぜひ楽しみにご覧ください。
詳細は以下のプロジェクトサイトをご覧ください。
https://kinokawa-lcp.com/
加工商品を作る際に注意するべき「無添加」の記載ルールについて
【共創キャンプ 後編】
【共創キャンプ 前編】
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