自治体連携事業(BtoG)|働き方と面談のご案内

2025.04.22

このたびは、株式会社MISO SOUPに関心をお寄せいただきありがとうございます。

すでに求人ページをご確認いただいている前提で、ここでは自治体連携(BtoG)事業における「実際の働き方」や「面接の進め方」について補足をお伝えします。

※求人ページ(WORK for GOOD)

・【フルリモート/PM】創業から10周年。共に会社を次のステージへ拡大する自治体向けプロジェクトマネージャーを募集!

・【フルリモート/PR】創業から10周年。共に会社を次のステージへ拡大する戦略的広報・プロモーションプランナーを募集!

面接の場がより実りある時間になるよう、事前に目を通していただけますと幸いです。


1. はじめに

本記事は、一次面接前に当社の働き方や自治体連携(BtoG)事業チームの雰囲気、今回の募集ポジションの立ち上がりイメージなどを具体的にお伝えするための補足資料です。

すでにお読みいただいている求人ページとあわせてご確認いただくことで、当日は会社説明の時間を省き、より深い対話に集中できるようにしたいと考えています。


2. 事業内容のご紹介

「地域課題」を“事業”に変える。

私たちは、『経済性と豊かさが共存する地域社会モデルを創出し、世界の地域社会に貢献する。』をテーマに、
全国の地域企業や自治体とともに、地域に根ざした事業や仕組みづくりに取り組んでいます。

地域の産業、観光、まちづくり──
さまざまな業界・立場のプレイヤーと共に、「その土地らしい価値」を引き出し、
同じ目線で話し合えるプレイヤーであることを心がけながら、
暮らしと経済が両立するローカルビジネスや地域社会の姿をプロデュースしています。

▪️ 私たちが取り組む3つの領域

① 地域企業支援(BtoB)

地域の企業や事業者と一緒に、新しい事業・商品・ブランドをつくる仕事です。
農業、観光、飲食、食品、宿泊…など、地域に根づくさまざまなジャンルのプレイヤーと協力し、
「想い」と「資源」を活かして、地に足のついたローカルビジネスを育てています。

✔ 商品・サービスの企画開発
✔ ブランディング・マーケティング支援
✔ パッケージやロゴなどのデザイン制作
✔ 地域を巻き込むプロジェクトの設計・運営

② 自治体連携(BtoG)

地方自治体と連携し、地域のプレイヤーや事業を育てる中間支援を行います。
社会課題の可視化や政策設計だけでなく、
現地の人たちが「自分たちのまちを動かす力」を育むための仕組みもつくります。

✔ 地域プレイヤー育成やワークショップの企画・運営
✔ 官民連携プロジェクトの企画・実施支援
✔ 地場産品や地域ブランドの調査・戦略設計

③ 地域社会モデル創出(ローカルマネジメント)

特定地域に深く入り込み、仕組みや組織づくりを現場で担う自社事業です。
単なる支援者ではなく、私たち自身が“プレイヤー”として、
地域の一員となって、まちの未来を共につくっていきます。

✔ 地域に根ざした持続型プロジェクトの構築
✔ チームづくりや意思決定の仕組みづくり
✔ 次世代の地域プレイヤーを育てるサポート

このうち、② 自治体連携(BtoG)チームの採用に関する情報を本ページでご案内いたします。


3. 自治体連携事業(BtoG)事業のご紹介

地域の社会課題に向き合いながら、持続可能な仕組みや地域プレイヤーの育成に取り組むのが自治体連携(BtoG)事業の特徴です。

プロジェクトは、地域資源を活かした特産品開発から、地域の担い手づくり、官民連携によるまちづくり戦略の立案など、多岐にわたります。

詳しくは下記スライドをご覧ください。


4. 自治体連携事業(BtoG)チームメンバーのご紹介

当社は少人数ながら、多様なバックグラウンドを持つメンバーがフラットに協働しています。正社員・業務委託メンバーが混在しており、それぞれの強みを活かしてプロジェクトに関わっています。

■自治体連携(BtoG)事業メンバー

高木和真

1991年青森県に生まれる。接客・経理・営業職を経て、商工会議所職員として地域経済活動に従事。

りんご農家である実家の廃業を機に農家の課題解決を志し、地域おこし協力隊として山形県に移住。6次産業化支援や地域ブランディングを担当。

現在は山形大学農学部非常勤講師(地域創生論Ⅱ)として講義を担当するほか、ライターとしても活動中。

緒方 康浩

千葉県柏市出身。地元・柏市でのコワーキングスペースの運営や、金沢市でのリノベーションホテルの運営に会社員として携わったのち、2019年に独立。

地域おこし協力隊として伝統工芸・九谷焼の複合文化施設の運営、クリエイターと協働した九谷焼の新ブランド開発に携わり、事業を成功に導く。

2022年には、器とお米をテーマにした体験型カフェレストランを開業。自らも地域で事業を経営する傍ら、観光庁受託事業におけるプロジェクト推進、地域おこし協力隊の研修事業等の後方支援を行う団体の共同代表、九谷焼のOEM開発ディレクション等を担当し、全国に幅広い繋がりを持つ。


5. チームの働き方とコミュニケーション文化

当社は基本はリモート勤務ですが、必要に応じて現地出張や対面対応も行います。

コミュニケーションの特徴:

  • Slackやバーチャルオフィスツールを中心としたやり取り、情報・ナレッジ共有
  • 気軽な相談・報告がしやすい雰囲気

定例のやり取り:

  • 平日朝の朝礼(オンライン)
  • 週1回の全社定例ミーティング(オンライン)
  • 年に1〜2回のオフサイト(対面ミーティング)


6. 実際の業務の進め方

当社では、自治体や地域事業者と協働するプロジェクトを複数並行して進めています。

自治体連携(BtoG)事業における業務の進め方は案件によって異なりますが、代表的な流れは以下の通りです。

案件の進行ステップ例:

1.ヒアリング・課題整理

2.チーム内検討・方針設計

3.新規提案

4.受託、施策運用(資料作成、施策実施、広報企画など)

5.実施後の振り返り・報告業務・改善提案

1週間の業務イメージ(例):

・クライアントとのオンライン打ち合わせ(週2~3件)

・社内定例MTG(週1回)

・チーム定例MTG(週1回)

・調査、提案資料作成、運用案件対応(全体の5割程度)

・出張または現地対応(出張がある場合のみ発生)

年間を通した業務の波:

  • 春:プロポーザル提案・新規プロジェクト立ち上がり期
プロマネ
・自治体や企業へのヒアリング・関係構築
・提案方針の設計・スケジュール策定
・プロポーザル提案作成・関係者調整
・体制構築(社内外チーム編成、KPI設定)
広報
・提案に向けた調査(地域の話題性、既存事例の分析)
・ブランディング観点からの提案コンセプトづくり
・プレスリリース・特設ページ構想の作成
・SNSやWebを想定した仮ビジュアル・企画案の作成

  • 夏〜秋:今年度受託案件の運用・次年度に向けた提案期
プロマネ
・施策スケジュールの進行管理
・各関係先との調整、予算・進捗管理
・現地との連絡・進行支援、報告資料作成
・次年度提案に向けた課題抽出と構想整理
広報
・SNS投稿、広報物(チラシ・WEB・動画等)の企画制作進行
・イベントや施策のPR戦略設計と実行
・メディア向けの取材調整、撮影対応
・成果物(動画・記事・ビジュアル等)の監修・編集ディレクション
  • 冬:今年度受託案件の締め・報告業務・次年度準備
プロマネ
・成果の取りまとめ、報告書・実績資料の作成
・関係者ヒアリング、KPI達成状況のレビュー
・来年度に向けた課題整理・次年度提案
・契約・精算・事務処理等のクロージング対応
広報
・広報成果のまとめ(SNS数値、反響、掲載記事)
・成果事例としてのコンテンツ化(事例記事・LP等)
・次年度広報方針の設計・企画案づくり
・成果報告会や関係者向け説明資料、アニュアルレポートの作成

ご入社後の業務について

まずは進行中のプロジェクトに既存メンバーと共に加わり、業務の進め方や社内の連携体制に慣れていただきます。とはいえ、早い段階から上記業務について裁量のある形で携わっていただく想定です。

※ご経験や得意領域に応じて柔軟に調整します。ご希望があれば、初期から企画・設計の中核を担っていただくことも可能です。

裁量とサポートのバランス

私たちは「自ら動き、整理し、提案していく姿勢」を歓迎していますが、それは「いきなり一人に任せる」ことを意味しません。

小さな単位からスピード感をもって手を動かしながら、チーム内での相談やフィードバックを活かし、実践の中で自走の幅を広げていける環境です。

「すぐ現場で力を試したい」「実務と思考の両方で貢献したい」という方にとって、たくさんの実践の場があるはずです。


7. 面接について(進め方とお話したいこと)

選考は以下のステップを予定しています。


できる限りお互いにとって納得感のある対話の場になるよう、それぞれの面接で目的を明確に設けています。

※業務スケジュール等の都合で回数や実施内容が変更になる場合がございます。

  • STEP 1:書類選考
    ご提出いただいた書類(履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ等)をもとに、今回の募集ポジションとのマッチ度を拝見します。

  • STEP 2:初回面談
    担当:現場メンバーとの1on1
    内容:これまでのご経験、関心テーマ、働き方の希望など
    ※履歴書の読み上げではなく、相互理解を目的にしています。

  • STEP 3:2次面接(業務イメージのすり合わせ)
    担当:プロデューサーとの1on1
    内容:より具体的な関わり方/案件の入り方/チームとの接続点の確認
    特徴:一緒に働くチームを想像できるような対話の場

  • STEP 4:最終面接(代表面接)
    担当:代表
    内容:最終的な意思確認/組織文化とのフィット感/今後のキャリア展望など
    特徴:当社の方向性や価値観に共感いただけるかの確認

▷ すべての面談はオンライン(Zoom)で実施します。

基本的には平日昼間でのご調整をお願いしていますが、夜間や土日の調整も可能ですので難しい場合はご相談ください。

会社の基本情報は本記事にまとめていますので、面談では説明を省き、対話に集中させていただきます。

ご不明点や確認したいことは遠慮なくお伝えください。


8. よくあるご質問(FAQ)

Q. 出張頻度はどのくらいですか?

→ プロジェクトによって異なりますが、平均して月0〜2回ほど発生する場合があります。2〜3泊の出張が必要な案件もあります。

Q. 時差勤務は可能ですか?

→ 原則、定時(9:30〜18:30)の勤務を基本としておりますが、事情がある場合チームとの連携に支障がない範囲であれば対応可能です。Slack確認や定例MTG参加ができる範囲を基本としています。

Q. 副業は可能ですか?

→ はい。正社員として登用し、フルコミットでの参画をお願いしておりますが、業務に支障がなければ副業も可能です。実際に兼業メンバーも在籍しています。

Q. 地域との接点がなくても応募できますか?

→ もちろん大丈夫です。地方出身者でなくても、地域への関心や向き合う姿勢があれば問題ありません。


9. 最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このページを通じて、当社での働き方やチームの雰囲気を少しでも感じていただけたなら嬉しく思います。

面接では、ぜひお互いのことを率直に話し合いながら、「一緒に働く未来」が想像できるような時間にできたらと考えています。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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