農業に関する情報収集ツール
こんにちは、MISOマガ編集部です!
農業に関わる皆さんは、農業界の動きや情報をちゃんと入手できていますか?
また、そういった情報はどこで手に入れていますか?
今や「情報」は主要な経営資源の1つとして挙げられます。それほど情報は重要なものになっています。
農業経営を行う中で、経営判断をしなければならない時に情報が少ないと誤った判断を下してしまう可能性も考えられます。
そのようにならないためにも、農業の技術革新や行政の動きなどできるだけ多くの情報を持っておくことが大切です。
そこで今回は、農業に関する情報の発信を行う新聞とWebメディアをご紹介したいと思います
新聞
まずは新聞です。
情報が毎朝届くので、ルーティーンとして最適な媒体です。幅広い情報も特徴です。
日本農業新聞
<ポイント>
• 日本で唯一の日刊農業専門紙で約33万部の発行部数を誇る。
• 食・農の総合情報メディアとしてニュースを多角的に、農家だけでなく消費者にもわかりやすく解説している。
• 購読者の地域の情報を集めた地方版で、身近な情報を発信している。
<詳細>
• 毎日発行
• 月額購読料 2,623円(税込)
※北海道地域は日曜休刊で2,520円(税込)
▼日本農業新聞
農業協同組合新聞
<ポイント>
• 農業協同組合新聞は全国のJAグループ役職員、生産者、生協などを対象にした月3回の旬間紙です。
• 農政についての解説記事や提言、JAの活動の紹介や現場からの声、アグリビジネス情報など、農業に関する幅広い記事を掲載している。
• 農業関係者だけでなく、他分野の方々の異本農業への思いを伝えるインタビュー喉も紹介している。
<詳細>
• 毎月10日・20日・30日発行(3回)
• 年間13,000円(税込)
▼農業協同組合新聞
農業共済新聞
<ポイント>
• 「農家に学び、農家に返す」を編集の基本方針として、栽培や飼養管理、経営の技術、加工や販売のアイデア、豊かな暮らしの実践や女性・高齢者の活動など、農家と地域の創意工夫を紹介している。
• 農政や農業保険事業をめぐる動き、暮らし、営農技術、農産物流通、農業資材、など幅広い分野を網羅しています。
• 地域に密着した情報を提供する「道県版」16版、「地域共通版」10版を発行している。
<詳細>
• 毎週水曜日発行
• 年間4,680円(税込)
▼農業共済新聞
http://www.nosai.or.jp/shinbun.php
その他の新聞
その他にも以下のような新聞があります。
▼農経新聞
▼農機新聞
http://www.shin-norin.co.jp/shop/18.html
▼日本種苗新聞
農業という分野だけでもこれだけの新聞が発行されています。
新聞はネットに比べ情報の伝わる速さでは劣りますが、様々な情報を網羅してくれている点や見出しの大きさで重要なニュースを見つけやすいといった点は優れています。
ネット社会になっている中で、改めて新聞を購読して情報収集するのもいいかもしれませんね。
農業系Webメディア
続いて農業系Webメディアを紹介します。
気軽にどこでも情報を見ることができ、単なる情報ではなく記事になっているのでとても読みやすいことが特徴です。
気になるメディアがありましたら、ぜひブックマークしておいてくださいね。
マイナビ農業
<ポイント>
• 人材採用で有名な株式会社マイナビが運営する農業Webサイトで、実際に「マイナビ就農フェスト」という就農イベントも開催している。
• 農業に関するニュース、ライフスタイル、マーケティング、農家の連載記事、豆知識、農業技術など様々な記事が用意されている。
▼マイナビ農業
AGRI JOURNAL(アグリジャーナル)
<ポイント>
• 農村を元気にしていく次世代の農業の担い手たちに向けたwebメディア。
• 農業ウェアや農機具、6次産業化のアイデア、ICT活用事例、マーケット動向などの農業ビジネスに役立つ情報が用意されている。
• 紙媒体のフリーマガジンも用意されており、各自治体、農協、農業法人、農業大学校、各種イベントなどで配布されている。
▼AGRI JOURNAL
その他のWebメディア
▼Agri Food(アグリフード)
▼SMART AGRI(スマートアグリ)
農業系Webメディアによって、農業に関するニュースや知識がすばやく入手することが可能になりました。
Webメディアの良いところは何と言っても、ネット環境が整っていればいつでも、どこでも閲覧することが可能なことです。
農作業の合間などに手軽に見ることができるので生産者にとってはとても便利ですね。
Webメディアは購読にお金がかからないので、ブラウザでブックマークをしていつでも簡単に見ることができるようにしておくのがオススメです。
いろんな情報が手に入りやすくなっていることは、農業経営をして行く上で便利になったと言えます。
ただ、どういった技術があるのか、これからは何が売れそうなのか、といった知識や感覚は日ごろから情報に目を通すことで磨かれていくと思います。
農業に特化した情報ツールはあまりないので、今回取り上げたような新聞やWebメディアを積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
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