え!?そんなものも食べられないの!?卵アレルギーの世界 〜6次産業化に取り組むなら必ずチェック!〜


現在、日本の子供の40〜50%に一人はアレルギーを持っていると言われています。


その中でも、特定の食物を食べると症状が出るのが、『食物アレルギー』です。


卵、牛乳、小麦、そば、えび、かに、ピーナッツ…。様々な食物アレルギーを持つ人がいます。


実は私、卵アレルギーです。生まれてこの方、卵かけご飯もショートケーキもメロンパンも食べたことがありません。


今日はそんな、卵アレルギーの世界を、食に携わるみなさまに紹介したいと思います。


卵アレルギーはみんな「きのこ派」!?

 
卵が食べられないと、様々な「食」が制限されます。


それは単純にオムライスが食べられないとか、天津飯が食べられないとか、そういう「卵料理が食べられない」ということではありません。


 例えば、有名なお菓子「たけのこの里」と「きのこの山」。


「たけのこ派?きのこ派??」という論争があるあのお菓子ですが、卵アレルギーの人間は全員絶対に「きのこ派」です。


 なぜなら、「たけのこの里」には卵が入っているから!


 「たけのこの里」のビスケットの部分には卵が使われていて、それによって『サクサク感』を出して美味しくしているんですね。


だから、卵アレルギーの人は、卵が入っていない「きのこの山」しか食べられないのです。

出典:https://www.photo-ac.com/



こんなものにも!?「つなぎ」で使われる卵!


ショートケーキのスポンジにも、スポンジをふわふわにするために卵が使われています。


こんな風に、「美味しくするための一工夫!」や「つなぎ」として卵が使われている食品は非常に多いです。


 他の例としては「ハンバーガー」があります。


「ハンバーガーのどこに卵が使われてるの?」と思う人もいるかもしれませんが、実はパンの部分に含まれている場合が多いんですね。


パンを柔らかくしたり、テカりを出したりするのに使われているそうです。


同じように「ステーキ」も、卵を入れることでお肉を柔らかくする場合があり、それらは食べることができません。

出典:https://www.photo-ac.com/



進めよう!低アレルゲン対応!


この様に、様々な食品が食べれなくなってしまう食物アレルギーの人のために、現在「低アレルゲン」の食品が増えています。


アレルギーの原因になる食品をあまり使わないで作られる食品です。


また、卵アレルギーのために「卵を使わないプリン」とか「卵抜きクッキー」などの販売も進んでいます。

 
これから6次産業化を行う人は、アレルギーについても対策をお忘れなく!

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